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大腸がんの再発と初期症状、
再発・転移の予防と治療方法

大腸がんの再発とは

手術でがん病巣を完全に切除したとしても、がんが再発することはあります。大腸がんは他のがんと比較して再発率が高いとされています。大腸がんの再発率は進行度によって異なり、ステージⅠで3.7%、ステージⅡで12.5%、ステージⅢで21.4%、ステージⅣで40.8%というデータがあります。早期発見・早期治療が何よりも重要であると言えるでしょう。

大腸がんには、結腸がんと直腸がんの二つがあります。結腸がんの場合は、がん病巣の周辺の組織を比較的広く切除することが可能です。そのため、再発率は11%程度と低いのですが、直腸がんの場合は、骨盤が直腸を取り囲んでいることから、広範囲を切除することが難しいため、再発率は20%程度と高くなっています。

大腸がんは再発しても進行の速度は比較的遅いため、早期に発見し治療をすれば5年生存率は30~40%であると言われています。

大腸がんの転移とは

大腸がんは肝臓に転移しやすいと言われています。大腸がんに罹患した人のうち約11%に肝臓への転移が見られるというデータが存在します。肝臓へ転移しやすい理由としては、大腸と隣合わせの位置にあることが挙げられます。がん細胞が血管内に侵入して血液に乗って他の臓器に移り、そこで増殖することを血行性転移と言うのですが、大腸を出た静脈は最初に肝臓へと入るため、血行性転移を起こしやすいのです。肝臓への転移は、がん病巣を手術で完全に切除することが出来れば40%程度の確立で治ると言われています。

肝臓に次いで転移が多い場所は肺です。大腸がんに罹患した人の2%に肺への転移が見られると言われています。大腸がんが進行すると、がん細胞が血液を通じて全身を巡ります。血液は心臓に入り、その後、肺に入って二酸化炭素と酸素を交換し、また全身を巡ります。血液が必ず肺を通ることから、肺への転移の可能性が高くなるのです。手術による治療が可能である場合、転移した病巣を完全に切除することが出来れば40%程度の確立で治ると言われています。

大腸がんが進行すると、がん細胞が腸管を破り腸の外に出てしまう場合があります。すると、がん組織が腹腔にこぼれてしまい、腹部の広範囲に渡り広がってしまいます。これを「腹膜播種」と言います。腹膜播種はがん組織が細かく散らばっているため、早期発見が難しいとされています。

大腸がんが再発したときの初期症状

大腸がんは比較的、自覚症状の出にくいがんであると言われています。人によっては、初期のがんでは症状が一切なく、早期発見ができないというケースもあるようです。大腸がんが再発したときに見られる初期症状としては、血便があります。痔の場合にも似たような症状が現れますが、血液は鮮やかな赤色で水のようにサラッとしています。しかし、大腸がんの症状として起こる出血は赤黒い色をしていて、ねっとりしているのが特徴です。他には、がん病巣に便が触れることで腹痛が起こったり、下痢と便秘を繰り返したりすることもあるようです。

大腸がん再発・転移予防

大腸がんの再発は80%が3年以内、95%が5年以内に発生するというデータがあります。まずは、定期的に検診を受けて早期発見を目指すことが大切です。問診、腫瘍マーカーは、術後3年間は3ヶ月毎に実施し、その後は半年ごとに実施します。また、腹部エコー、CT、胸部X線などを5年間にわたり半年毎に行います。また、内視鏡検査は1~2年毎に実施します。なお、直腸がんの場合はこれにプラスして、骨盤CTと直腸診を半年毎に実施します。

手術でがん病巣を取り除いたとしても、目には見えない小さながん細胞が体内に残っているケースがあります。体内に残ったがん細胞は再発の原因となります。そのため手術によってがん病巣を完全に切除出来たと思われる場合でも、術後に抗がん剤の投与を行い、再発を防止することがあります。これを「術後補助化学療法(アジュバント療法)」といいます。

大腸がんの再発・転移が見つかったときの治療法

大腸がんが再発した場合、がんの大きさや個数をPETやCT等の検査で調べ、手術で切除が可能と判断されれば手術を実施します。手術では取り切れないと判断された場合や、患者の体力等の問題で手術が難しい場合などは、放射線治療や抗がん剤による化学療法を検討します。

大腸がんが転移した場合、転移先が一つの臓器だけにとどまり、手術での切除が可能であると判断されれば手術を実施します。複数の臓器に転移している場合は手術による切除が困難であるケースが多いようです。そのため抗がん剤による化学療法や、放射線治療を行います。これらの治療でがん病巣が小さくなり手術が可能となるケースもあるようです。がんが他の臓器に転移した場合、現病巣である大腸がんの性質が引き継がれます。そのため、抗がん剤で治療する際は、大腸がんの治療用の抗がん剤を使用することになります。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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