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すい臓がんの再発と初期症状、
再発・転移の予防と治療方法

すい臓がんの再発とは

すい臓がんの再発率は約90%であり、他のがんと比較しても非常に高い水準にあります。また、すい臓がんは悪性度が高く、再発後の余命は3ヶ月~1年程度であるといわれています。すい臓がんは進行の早いがんとして知られていて、最初にすい臓がんであると診断された時点で、既に病状が進んでいるケースも多々あります。

すい臓がんは初期段階での発見が困難であり、早い段階から周囲に浸潤してしまう場合が多いようです。そのため手術で切除を行ったとしても、目に見えない細かいがん組織を完全に取り除くことが出来ず、時間が経過すると再発してしまうケースが多いのです。

すい臓がんの転移とは

すい臓は胃の後ろに位置する小さな臓器です。すい臓には血糖値をコントロールするインスリンというホルモンを分泌する働きがあります。ホルモンは血液に乗って全身を回るのですが、その際にがん細胞が一緒に広がるケースが多いため、すい臓がんは他の臓器に転移しやすいといわれています。

すい臓がんは進行した状態で発見されることが多く、すい臓がんであると診断された時点で周辺の臓器に転移していることも珍しくありません。すい臓の周辺には大きな血管が通っているのですが、すい臓を出た血液が最初に入るのが肝臓です。そのため、肝臓への転移が必然的に多くなってきます。また、すい臓の周りを肝臓、胃、腎臓、小腸、十二指腸などの臓器が取り囲んでいているため、がんが浸潤してこれらの臓器に転移する可能性もあります。また、すい臓は小さな臓器であるため、がんが進行すると、がん細胞がすい臓内からこぼれてしまい、腹膜に広く転移することもあります。

すい臓がんが再発したときの初期症状

すい臓がんが再発したときの初期症状として、アルコールや高たんぱくな食事を摂取した際に、背中の痛みや吐き気、みぞおちより左上の腹部の痛みなどが現れることがあります。これらの症状はすぐに治まってしまうことが多く、すい臓がんの症状であることが見落とされがちです。また、すい臓には胆管が通っているのですが、胆管付近にがんが出来ると黄疸が出る場合があります。他には高熱、胃腸の不調などが数日に渡り続くこともあります。

すい臓がんは基本的には初期症状の出にくいがんであり、自覚症状が出るころには、がんが進行しているケースも多々あるようです。そのため、症状が出てから検査を行うのでは遅く、治療後は定期的な検査を受診する必要があります。

すい臓がん再発・転移予防

すい臓がんは再発率の高いがんであることから、術後は再発予防のために抗がん剤の投与や放射線の照射を行うのが一般的です。治療に伴い副作用が発生するなど、患者への負担はありますが、術後一定期間これらの治療を行うことで、がんが再発する危険性が低下することがわかっています。こういった治療を「補助療法」といいます。

また、すい臓がんは肝臓への転移が多いため、あらかじめ肝臓への転移を防ぐ施術を行うことがあります。肝臓は門脈と肝動脈という二つの血管から血液が提供されます。この血管に抗がん剤を投与することで、すい臓がんが肝臓に転移することを予防するのです。これを「チャンネル化学療法」といいます。

すい臓がんの再発・転移を防ぐためには、喫煙や過剰なアルコールの摂取は控え、脂質の高い食事をさけるなど、生活習慣を見直すことも大切です。また、最初の治療後の定期検診は欠かせません。医師の指示に従って定期的に問診や腫瘍マーカー等の血液検査、CT検査などを受けることが大切です。

すい臓がんの再発・転移が見つかったときの治療法

手術後に再発したすい臓がんは通常、再度手術を行うことはありません。基本的に抗がん剤を用いた化学療法となります。再発したすい臓がんが手術にて切除可能となるのは、以下の条件をすべて満たした場合だけです。

  • すい臓以外の臓器にがんが転移していない
  • 腹膜播種を起こしていない
  • 重要な臓器に栄養を運ぶ大きな血管にがんが広がっていない

すい臓がんは遠隔転移が見つかった時点で、がん細胞が血液やリンパの流れに乗り全身をまわっていると考えられます。そのため、手術でがん病巣を切除したとしても、他の臓器などに新たにがんが出来てしまう可能性が高いのです。患者の身体の負担を考慮し手術は行わず、QOL(Quality Of Life=生活の質)を保つことを目的とした治療を行います。

すい臓がんは遠隔転移が見つかった時点で、がん細胞が血液やリンパの流れに乗り全身をまわっていると考えられます。そのため、手術でがん病巣を切除したとしても、他の臓器などに新たにがんが出来てしまう可能性が高いのです。患者の身体の負担を考慮し手術は行わず、QOL(Quality Of Life=生活の質)を保つことを目的とした治療を行います。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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