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大腸がん末期(ステージ4)の治療方法はどのようなものがあるのか?

大腸がんのステージごとの生存率はどれくらい?

病期 症例数(件数) 5年生存率(%)
Ⅰ期 2,402 99.2
Ⅱ期 2,084 89.1
Ⅲ期 2,309 78.7
Ⅳ期 1,634 16.1
全症例 8,809 75.0
出典:全国がん(成人病)センター協議会による、大腸がん臨床病期別5年生存率(2015年12月集計)

日本人の大腸がんでの死因は、女性は、TOP,男性は、3位。検診手法が確立されてからも、増加しています。しかし、5年生存率は、ステージⅢであっても70%以上と高いのも事実です。 従って、早期発見ができれば十分に生存できるがんです。

ところが、ステージⅣにまで進行して、他の臓器に転移してしまうと5年後の生存率は一気に16%まで落ちてしまいます。

上の表データは全国がんセンター協議会が公表している、大腸がん治療患者の5年生存率のデータです。ただし、約10年前の医療技術や治療方法をもとに算出されているので、他のデータとは異なる可能性があります。

ステージⅣになっていた場合は、ドクターと相談して、代替治療の方法を探すことも大切なQOLにつながります。単に、QOLだけではなく、代替治療は、免疫力をアップさせるので、自己治癒力をあげます。

末期(ステージ4)の大腸がんの治療方法について

大腸がんは進行が速いがんとして知られていますが、進行が速い一方、ステージが低い場合は、転移しにくいがんなので、罹患部位を取り除くか治癒してしまえば、完治しやすいがんであることも特徴です。
そこで、大腸がんの治療方法は、一般的に標準治療が行われます。とにかく切除してがんに変異している細胞を大腸から排除することを前提にします。

しかし、ステージⅣの大腸がんでは、転移が起こっています。しかも、沈黙の臓器といわれる肝臓に転移が多くみられます。肝臓は、病巣が小さいうちは症状が出にくい特徴があり、進行するにしたがって黄疸食欲不振、倦怠感などが出てきます。次に転移が多い臓器が、肺と骨と脳となります。どの部位も、転移した場合、その病巣を完全切除が難しいために、まずは、QOLを上げるための大腸にできている腫瘍を削除して、大腸の閉塞を防ぎ便通の流れを確保します。この治療は、あくまでもQOLのためのものなので、治療を目的としていません。

治療手術の目的は「大腸の通過障害」

転移しやすい臓器としては、肝臓が挙げられます。

特に血液の流れからいうと、肝臓が転移の可能性が高いのですが、肝臓では病巣が小さいうちは症状が出にくい特徴があります。進行するにしたがって黄疸食欲不振、倦怠感などが出てきます。

肺に転移した際は、呼吸困難が起こります。そして、が続く、血の混ざった痰が出るなど症状がみられます。脳では頭痛吐き気、骨では病的骨折などが代表的です。

このように転移した場合でも、非常にオペがしにくい臓器への転移が起こるために、手術や抗がん剤などの治療が難しく、又、放射線治療などもしにくいケースが多くあります。 そこで、ステージⅣの大腸がんの治療方法としては、QOLを高めるためと言いながら、医師は大腸の閉塞を無くした後は、何もできない状態になります。
そのような環境で、注目を集めだしているのが、代替治療というがん治療の方法です。
末期の大腸がんが骨などに転移すると激しい痛みを伴います。それらの痛みを緩和する(症状を緩やかにする)などの効果が、全身治療になる代替治療では行われています。

いくつかの代替治療は、ガンをすべてなくすことを目的としていない。

という、今までのがん治療では、考えられなかった新しいアプローチが用意されています。それは、がんを体内に保有したまま生きよう!という考え方です。
この考え方では、老衰で死ぬまでがんを体内に保有したままでも何も問題はなく逆に、がんを取り除くことで、健康な細胞が疲弊してしまい症状が悪化する。
また、患者の自然治癒力を引き出し、QOL(Quality of Life=生活の質)を高める目的として、通常医療の代わりに、一般的な治療とは違った側面からがんに対してアプローチしていく代替医療が採用されるケースも増えてきています。

EBM(Evidence Based Medicine)の限界

現代の医学は、エビデンス(診療根拠)が明確な手法だけで構成されている。それは、確かに正しく、無用で証明(治験データ)がないものは採用しないという姿勢です。

しかし、のどが痛い時に、お茶でうがいをすると楽にうがいができる。これには、エビデンスはない。従って、医師は、消毒液でうがいをするようにと指示をする。しかし、消毒液は、のどが痛い。
あなたなら、どうしますか?

これが、代替治療ということです。特に、漢方は、その経験が、数十年簡に、数十万人が利用しても、エビデンスとしては認められていません。それは、このEBMという考え方が、単一の病巣を治すことでしか評価しないからです。
身体全体の自己免疫力を向上させるということは、評価の尺度がないから評価しないという現状があります。

漢方薬は、その病巣に効果があるというものも多数ありますが、病巣のもとを形成している細胞を元気にすることで、病巣になっている細胞自体を健康な細胞に変革させます。
さらに総体的に身体自体を元気にする漢方は自己治癒力を活性化させるのですが、残念ながら、EBMの世界では、人間が本来持つ自己治癒力は認められていません。(なんと日本の医学部では、自己治癒力に関しては、講義がないのです。

末期がん(ステージ4)に有効な治療方法としての代替治療

がん治療において代替治療が求められている理由には主に次のようなことがあげられます。

①西洋医学の壁

EBMがある化学療法をはじめとするがんに対する西洋医学の進歩にもかかわらず、依然として再発・転移による死亡を阻止することが難しく、克服すべき大きな課題となっています。さらに、合成化学薬品のもたらす劇的な治療効果に対して、その重篤な副作用(免疫抑制あるいは毒性)が逆に疾患の完治、あるいは根絶を困難にしていることも大きな問題です。そこで、人間が本来的に持つ「自然治癒力」を引き出し、「免疫力」を高める治療法として、伝統医学や漢方による代替治療が、注目を集めています。

②現状では、QOLの向上ができない

標準治療では、オペ後の体力減少、薬の副作用等により、患者のQOL(Quality of Life=生活の質)は下がる一方です。代替治療では、西洋医学的な治療による諸症状や副作用を軽減することにより、各種治療を継続することができます。

③EBMによる対症療法だけでは、がんは治せない。

病気の治療には、症状を改善する「対症療法」と根本となる原因を取り除く「原因療法」があります。これまで多くの医療機関などで実践されてきた医療は、「対症療法」を中心とした西洋医学が基本でした。 しかし、近年の世界的な医療の潮流は、単に病気だけではなく、人間の心と身体の全体を診る「原因療法」を中心とした漢方などの伝統医学や代替医療も取入れるべきであるという「統合医療」の考え方に大きく移行してきています。しかし、日本においては、この「統合医療」とは、医師が踏み込めない禁断の世界のようになっています。だから、医者の中だけで通じている、「病気は治ったけど、患者も死んでしまった。でも治ったからよかった。」というわけのわからない理屈が、現状のEBMで形作られた日本の医学界の限界です。

医療先進国アメリカでは、どんな代替治療が主流となっているの?

実は医療先進国アメリカでは、手術→抗がん剤→放射線といういわゆる標準治療と呼ばれる方法は激減しています。下のアメリカでの代替治療の事例を紹介している動画をぜひご覧になってみてください。日本人が知らないことが、多くあるということが分かります。

動画でも紹介されていましたが、代替治療には、リンパ球療法、ビタミンC点滴療法、温熱療法、漢方療法、その他にも様々なものがあります。これらの治療方法は実際に世界中で現在行われています。

日本では代替治療というと二次的な扱いをされることが多く、大学病院、総合病院では標準治療が中心となっています。しかし、抗がん剤、放射線治療には体に非常に負担のかかる副作用の問題、体力が衰えていて手術ができない、転移・再発、さらに末期がんとなると手の施しようがなくなるなど、標準治療にも問題点があります。

そこで、がん患者さんは副作用で苦しむ治療法ではなく、身体に負担がなく、自分らしくQ.O.L(生活の質)を保った生活をして、がんを克服したいと望む方が多く、いろいろな代替治療を求めるケースが増えてきています。

そうです、現代は治療方法を選択できる時代なのです。

身体に良い代替治療としての漢方とは

代替治療のなかでも、がん治療の選択肢として大きく注目されているのが漢方療法です。 漢方薬は、西洋薬と比較して各生薬が非常に長い経験と臨床に基づいて安全性と有効性が実証されてきており、大学病院などでも取り入れられるようになりました。こうしたことから、一部では西洋薬と同等の評価基準を用いるべきではないかと考えられています。

また、最近では、人間が本来持つ自然治癒力・免疫力を高め、がんを克服し、心身ともに健康な状態を作ることを目的とする、身体、心、生命の人間まるごとを診るホリスティック医学を導入する医療機関も増えてきました。

このような背景から自然治癒力・免疫力を高めるはたらきのある漢方が、がん治療において大きく注目を集めているのです。

漢方は身体にどのように作用するのか

漢方薬の特徴は、身体の一部分にはたらきかける西洋医薬とは異なり、身体全体にはたらきかけ作用するというところにあります。

漢方薬は、西洋医薬の抗がん剤のように、局所的にがん細胞を殺傷するといった劇的な効果は期待できません。しかし、抗がん剤は劇的な効果がある一方で、がん細胞と一緒に正常な細胞までも殺してしまい、その結果として免疫力を落とし、さまざまな副作用が生じるリスクを持っていることはご存知だと思います。

西洋医薬に比べて天然生薬が成分の漢方薬では、身体の免疫力を高めて、身体全体に作用して効果を発揮させることが特徴です。

西洋医薬の場合と漢方の場合の身体への作用の違い

末期がん治療に最適な漢方療法

末期がんによる余命宣告をされてから、漢方治療によって症状が回復した例は数多くあります。

西洋医学では、どうしても、部位ごとの治療を転移の数だけ行うので、投薬する抗がん剤は、人間の健康な細胞までを犯す強い毒物になってしまいます。一方、漢方は、一種類の薬で、身体全体の細胞にがんに対抗する力を与えることができます。つまり、転移している箇所が数か所で有っても、1種類の漢方薬で、身体全体のがんに侵されている若しくはそのがん周辺の細胞の自己治癒力・活性力を高めます。

これこそが、漢方薬が末期がんにも効果があるという理由です。

漢方治療によりQ.O.Lを高めることで痛みなどが緩和され、病院でずっと入院したりするのではなく、最後まで人間らしい生活の質を保って生きることができるようになることは、患者さんとご家族にとっても非常に大きな意味があります。

何も治療法がなく、医師からは緩和ケアを勧められ希望を失うということは、精神的に大きなマイナスとなります。生きる希望を持ってもらうという意味においても、末期がん患者さんへの漢方療法はとても有効なものです。

漢方療法の作用

エビデンス(科学的根拠)のある抗がん漢方が代替治療として存在します

日本においては、がん治療はまだまだ標準治療がメインとなっていることは事実です。また、漢方もがん治療に有効だと積極的に進める医師が少ないのも事実です。

医療先進国からの情報が患者さん達にしっかりと届いていない現状もありますが、がん細胞を攻撃したり、自分の細胞自体を活性化して免疫力を上げてくれるエビデンス(科学的根拠)を持つ漢方薬(抗がん漢方)が実は存在します。日本を含め世界各国で使われている抗がん漢方で、しっかりとした研究機関において臨床試験などの論文が発表されています。

具体的にどのような効果が発表されているかといいますと、

  • 手術前の体調を整える効果、手術後の体調を回復させる効果
  • 抗がん剤、放射線治療の副作用の軽減のみならず、その効果を高める
  • 末期がんの患者さんに関しては、食欲が復活して体調が改善したり、症状が軽減する

このように、大腸がんの末期(ステージ4)の治療方法としての抗がん漢方は、科学的根拠も立証されており、日本において30年間、30万人の患者さんに使用され、なによりもがんに効く代替医療として選ばれ続けているのです。

»抗がん漢方の研究・臨床試験について詳しく知りたい方はこちら

末期(ステージ4)の大腸がんの症状について

大腸がんはその名の通り、直腸やS状結腸に発生しやすいがんです。
良性のポリープが悪性に変異するタイプと、直接大腸の粘膜に発生するタイプの2種類があります。

どちらのタイプであっても初期段階には自覚できるような症状がほとんどなく、人によっては血便などが生じることもある程度です。これも本当に初期の段階ではほとんどあらわれません。

自覚症状が感じられるようになるのは、中期以降であるケースが多いです。 大腸がんのステージが中期~末期に進むにつれて、次第に以下のような自覚症状が出てくるようになります。

  • 血便
  • 重い腹痛
  • 細い便(がんが大きいと便の通り道も細くなるため)
  • 便秘
  • 腹部の膨張感
  • 腸閉塞
  • 体重の減少
  • 食欲不振

上記のような症状は、大腸がんに限らず胃腸に何らかの異常が生じている場合に起こりやすいです。1カ月以上続くようなら、1度医師の診察を受けた方がいいでしょう。

一定以上まで大腸がんが進行すると、がんが完全に大腸を塞いでしまう「腸閉塞」を引き起こすこともあります。

さらに大腸がんの末期に見られる最大の特徴は、「がんの浸潤」です。 これは自覚症状の持てる現象ではありませんが、がんが浸潤し他の臓器に転移し始めると、その大腸がんのステージは末期ということになります。

転移する先は骨・肺・脳・肝臓などが代表的ですが、血液の流れからいえば肝臓がもっとも可能性の高い位置にある臓器です。

末期の大腸がんが肺に転移すると、大腸がん本来の症状とは別の症状があらわれるようになります。

一般的な症状は以下の通りです。

  • 胸水が溜まり、呼吸困難になる
  • 血が混じった疸が長期的に出るようになる
  • 咳がいつまでも続く

主に喉から胸の呼吸器官で行う動作に問題が生じるようになります。

また脳に転移した場合は、激しい頭痛や吐き気を感じるようになり、骨の場合は健康な時にはあり得ない動作などで骨折する「病的骨折」になることが多いです。

以上のように、大腸に限らず、他の臓器にまで転移するのが末期の大腸がんになります。

ステージとはいったいどのようなものか?

がんのステージは、ステージ0から4まであります。

実は、あまり知られていないことですか、人間の身体では、いつも毎日、がんが生まれては、体の免疫力で消滅させています。それが、ある時、免疫力が弱まっている時に、がん細胞が活力を増してしまうのが、がんという病気の発生です。

ステージの進行度合いは、基本的には図のように分類されています。

ステージ0

がん細胞が上皮(身体や臓器の表面あるいは内腔などをおおう組織:消化管では粘膜)内にとどまっており、リンパ節に転移はしていない

ステージ1

腫瘍が少し広がっているが筋肉の層まででとどまっており、リンパ節に転移はしていない

ステージ2

リンパ節に転移はしていないが、筋肉の層を超えて浸潤(広がること)している。または、腫瘍は広がっていないが、リンパ節に少し転移している

ステージ3

腫瘍が筋肉の層を超えて深く浸潤(または臓器の壁を超えて露出)しており、リンパ節転移もみられる

ステージ4

がんが臓器の壁を超えて、まわりの主要な血管などに浸潤しているか、離れた他の臓器へ転移している

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)
自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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