▼ 他の末期がんの(ステージ4)についてのコンテンツはこちらから ▼

  1. トップ
  2. がんについての知識
  3. 悪性リンパ腫の末期(ステージ4)症状・生存率・治療方法はどのようなものがあるのか?

悪性リンパ腫の末期(ステージ4)症状・生存率・治療方法はどのようなものがあるのか?

悪性リンパ腫のステージごとの生存率はどれくらい?

ホジキンリンパ腫

病期 症例数(件数) 5年生存率(%)
Ⅰ期 19 91.4
Ⅱ期 46 84.6
Ⅲ期 22 65.3
Ⅳ期 19 44.7
全症例 122 76.0

非ホジキンリンパ腫

病期 症例数(件数) 5年生存率(%)
Ⅰ期 462 86.7
Ⅱ期 385 74.3
Ⅲ期 64.0 100
Ⅳ期 535 54.6
全症例 1,844 68.3

出典:全国がん(成人病)センター協議会による、悪性リンパ腫臨床病期別5年生存率(2015年11月集計)

悪性リンパ腫の5年生存率は、ホジキンリンパ腫か非ホジキンリンパ腫のどちらかによって異なってきます。悪性リンパ腫や白血病などの血液に関するがんは、手術ではなく放射線と抗がん剤による治療が基本で

悪性リンパ腫は進行の仕方や転移の有無、糖尿病や白血病の併発といったさまざまな要素によって生存率が変動するのが特徴的です。その他のがんのように「手術での切除が標準治療だから、末期になると手の施しようがない」というわけではありません。悪性リンパ腫の標準治療は初期・末期問わず抗がん剤と放射線療法です。

上記のデータは2003~2005年に集められたものですが、ステージⅣであっても50%前後の生存率となっています。

ただ、これらの数値は悪性リンパ腫の治療を受けた患者さんの以後5年間「生存率」を示したものです。寝たきり状態や意識がない状態であっても「生存」として扱われるため、数値全ての人が平均的な日常生活を送れているわけではありません。

末期(ステージ4)の悪性リンパ腫の治療方法について

悪性リンパ腫の治療では、初期・末期に関わらず手術は治療法に含まれていません。白血病などと同じく、局所的な切除が有効なタイプのがんではないためです。

末期の悪性リンパ腫は各所のリンパ節に転移し、場合によっては白血病や糖尿病を引き起こす場合もあります。そのため、治療については生活の質改善や症状の緩和ケアが目的となることが多いです。

悪性リンパ腫で行われる主な治療方法は、以下の通りで現在行われています。

  • 放射線療法
  • 抗がん剤による化学療法
  • 生物学的製剤
  • がんの経過観察(経過の仕方によって治療法をその都度選択)
  • 造血幹細胞移植
  • 漢方による代替治療方法

同じ悪性リンパ腫の非ホジキンリンパ腫であっても、進行の速さ・広がり方・症状などに個人差があります。患者さんの状態に合わせて、上記の中から最適な治療法を選択することになるでしょう。

もし、治療を施す前に再発の可能性が高いと判断されれば、上記の「造血幹細胞移植」という方法が治療の選択肢に加えられるでしょう。再発するかもしれない悪性リンパ腫に対して、大量の抗がん剤・放射線を用いて一気にがんを攻撃します。

もし、治療を施す前に再発の可能性が高いと判断されれば、上記の「造血幹細胞移植」という方法が治療の選択肢に加えられるでしょう。再発するかもしれない悪性リンパ腫に対して、大量の抗がん剤・放射線を用いて一気にがんを攻撃します。

また最近では、副作用の軽減や再発予防を目的として、一般的な治療とは違った側面からがんに対してアプローチしていく代替医療が採用されるケースも増えてきています。代替医療の中でも一番注目されているのが漢方を使用した代替治療です。

いくつかの代替治療は、ガンをすべてなくすことを目的としていない。

という、今までのがん治療では、考えられなかった新しいアプローチが用意されています。それは、がんを体内に保有したまま生きよう!という考え方です。
この考え方では、老衰で死ぬまでがんを体内に保有したままでも何も問題はなく逆に、がんを取り除くことで、健康な細胞が疲弊してしまい症状が悪化する。

また、患者の自然治癒力を引き出し、QOL(Quality of Life=生活の質)を高める目的として、通常医療の代わりに、一般的な治療とは違った側面からがんに対してアプローチしていく代替医療が採用されるケースも増えてきています。

EBM(Evidence Based Medicine)の限界

現代の医学は、エビデンス(診療根拠)が明確な手法だけで構成されている。それは、確かに正しく、無用で証明(治験データ)がないものは採用しないという姿勢です。

しかし、のどが痛い時に、お茶でうがいをすると楽にうがいができる。これには、エビデンスはない。従って、医師は、消毒液でうがいをするようにと指示をする。しかし、消毒液は、のどが痛い。

あなたなら、どうしますか?

これが、代替治療ということです。特に、漢方は、その経験が、数十年簡に、数十万人が利用しても、エビデンスとしては認められていません。それは、このEBMという考え方が、単一の病巣を治すことでしか評価しないからです。
身体全体の自己免疫力を向上させるということは、評価の尺度がないから評価しないという現状があります。

漢方薬は、その病巣に効果があるというものも多数ありますが、病巣のもとを形成している細胞を元気にすることで、病巣になっている細胞自体を健康な細胞に変革させます。
さらに総体的に身体自体を元気にする漢方は自己治癒力を活性化させるのですが、残念ながら、EBMの世界では、人間が本来持つ自己治癒力は認められていません。(なんと日本の医学部では、自己治癒力に関しては、講義がないのです。

末期がん(ステージ4)に有効な治療方法としての代替治療

悪性リンパ腫治療において代替治療が求められている理由には主に次のようなことがあげられます。

①西洋医学の壁

化学療法をはじめとするがんに対する西洋医学の進歩はもちろんありますが、はもちろんありますが、依然として再発・転移による死亡を防ぐことが難しく、克服すべき大きな課題となっているのが現状です。さらに、合成化学薬品のもたらす劇的な治療効果に反して、非常に重い副作用(免疫抑制あるいは毒性)が逆にがんの完治、あるいは根絶を困難にしていることも大きな問題となっています。そこで、人間が本来的に持つ「自然治癒力」を引き出し、「免疫力」を高める治療法として、伝統医学や漢方による代替治療が、現在、がん治療の選択肢として注目を集めています。

②Q.O.Lを向上させる代替治療

標準治療の副作用等を軽減し、患者さんのQOL(Quality of Life=生活の質)を高める目的として代替治療をがん治療に用いられることが増えてきました。西洋医学的な治療によって引き起こされた諸症状や副作用を軽減することにより、各種治療を継続するために代替治療が必要となっています。

③世界中で広まる「統合医療」を用いた治療方法

大きく2つに分けると、症状を改善する「対症療法」と根本となる原因を取り除く「原因療法」があります。これまで多くの医療機関などで行われてきた医療というのは、「対症療法」を中心とした西洋医学が基本でした。 しかし、近年の欧米を中心とした世界的な医療の流れは、単に病気だけに着目するのではなく、人間の心と身体の全体を診る「原因療法」を中心とした漢方などの伝統医学や代替医療も取入れるべきであるという「統合医療」の考え方に大きく変化してきています。「統合医療」とは、西洋医学と代替治療の二つの治療を統合することで、お互いの特性を最大限に発揮することを目的として治療を行うことです。

医療先進国アメリカでは、どんな代替治療が主流となっているの?

実は医療先進国アメリカでは、手術→抗がん剤→放射線といういわゆる標準治療と呼ばれる方法は激減しています。下のアメリカでの代替治療の事例を紹介している動画をぜひご覧になってみてください。日本人が知らないことが、多くあるということが分かります。

動画でも紹介されていましたが、代替治療には、リンパ球療法、ビタミンC点滴療法、温熱療法、漢方療法、その他にも様々なものがあります。これらの治療方法は実際に世界中で現在行われています。

日本では代替治療というと二次的な扱いをされることが多く、大学病院、総合病院では標準治療が中心となっています。しかし、抗がん剤、放射線治療には体に非常に負担のかかる副作用の問題、体力が衰えていて手術ができない、転移・再発、さらに末期がんとなると手の施しようがなくなるなど、標準治療にも問題点があります。

そこで、がん患者さんは副作用で苦しむ治療法ではなく、身体に負担がなく、自分らしくQ.O.L(生活の質)を保った生活をして、がんを克服したいと望む方が多く、いろいろな代替治療を求めるケースが増えてきています。

そうです、現代は治療方法を選択できる時代なのです。

身体に良い代替治療としての漢方とは

代替治療のなかでも、がん治療の選択肢として大きく注目されているのが漢方療法です。 漢方薬は、西洋薬と比較して各生薬が非常に長い経験と臨床に基づいて安全性と有効性が実証されてきており、大学病院などでも取り入れられるようになりました。こうしたことから、一部では西洋薬と同等の評価基準を用いるべきではないかと考えられています。

また、最近では、人間が本来持つ自然治癒力・免疫力を高め、がんを克服し、心身ともに健康な状態を作ることを目的とする、身体、心、生命の人間まるごとを診るホリスティック医学を導入する医療機関も増えてきました。

このような背景から自然治癒力・免疫力を高めるはたらきのある漢方が、がん治療において大きく注目を集めているのです。

漢方は身体にどのように作用するのか

漢方薬の特徴は、身体の一部分にはたらきかける西洋医薬とは異なり、身体全体にはたらきかけ作用するというところにあります。

漢方薬は、西洋医薬の抗がん剤のように、局所的にがん細胞を殺傷するといった劇的な効果は期待できません。しかし、抗がん剤は劇的な効果がある一方で、がん細胞と一緒に正常な細胞までも殺してしまい、その結果として免疫力を落とし、さまざまな副作用が生じるリスクを持っていることはご存知だと思います。

西洋医薬に比べて天然生薬が成分の漢方薬では、身体の免疫力を高めて、身体全体に作用して効果を発揮させることが特徴です。

西洋医薬の場合と漢方の場合の身体への作用の違い

末期がん治療に最適な漢方療法

末期がんによる余命宣告をされてから、漢方治療によって症状が回復した例は数多くあります。

漢方治療によりQ.O.Lを高めることで痛みなどが緩和され、病院でずっと入院したりするのではなく、最後まで人間らしい生活の質を保って生きることができるようになることは、患者さんとご家族にとっても非常に大きな意味があります。

何も治療法がなく、医師からは緩和ケアを勧められ希望を失うということは、精神的に大きなマイナスとなります。生きる希望を持ってもらうという意味においても、末期がん患者さんへの漢方療法はとても有効なものです。

漢方療法の作用

エビデンス(科学的根拠)のある抗がん漢方が代替治療として存在します

日本においては、がん治療はまだまだ標準治療がメインとなっていることは事実です。また、漢方もがん治療に有効だと積極的に進める医師が少ないのも事実です。

医療先進国からの情報が患者さん達にしっかりと届いていない現状もありますが、がん細胞を攻撃したり、自分の細胞自体を活性化して免疫力を上げてくれるエビデンス(科学的根拠)を持つ漢方薬(抗がん漢方)が実は存在します。日本を含め世界各国で使われている抗がん漢方で、しっかりとした研究機関において臨床試験などの論文が発表されています。

具体的にどのような効果が発表されているかといいますと、

  • 手術前の体調を整える効果、手術後の体調を回復させる効果
  • 抗がん剤、放射線治療の副作用の軽減のみならず、その効果を高める
  • 末期がんの患者さんに関しては、食欲が復活して体調が改善したり、症状が軽減する

このように、悪性リンパ腫の末期(ステージ4)の治療方法としての抗がん漢方は、科学的根拠も立証されており、日本において30年間、30万人の患者さんに使用され、なによりもがんに効く代替医療として選ばれ続けているのです。

»抗がん漢方の研究・臨床試験について詳しく知りたい方はこちら

末期(ステージ4)の悪性リンパ腫の症状について

悪性リンパ腫は文字通り、各所リンパの組織から発生するがんの総称です。
基本的な症状は脇・首・足の付け根など、太いリンパ節があるところにできるしこりです。

痛みなどの自覚症状は特になく、悪性リンパ腫が進行するにつれて、しこりも徐々に大きくなっていくのが特徴です。

しかし、ステージが次の段階に変わるほどまでに進行すると以下のような症状があらわれるようになります。しこりは初期段階から、全身に広がっていくのが一般的です。

  • 発熱
  • 体重の減少
  • 乳房にえくぼができたり、赤みを帯びたりする
  • 睡眠時の発汗

これら4つの症状は悪性リンパ腫の代表的な症状で、通称「B症状」と呼ばれています。このB症状が出るほどまで進行すると、基本的に予後は悪くなるケースが多いです。各リンパ節に発生した悪性リンパ腫はどんどん肥大化していくため、末期になると脊椎・内蔵・気道・血管などを圧迫して、さまざまな障害を引き起こします。

代表的な障害は以下の通りです。

  • 気道閉塞
  • 血流障害
  • 麻痺(脊椎圧迫により)

こうした症状が突如現れた場合は、早急に治療を行わなければ命を落とす危険性があります。

なお、悪性リンパ腫には「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」の2種類があり、どちらかによっても症状や治療法が異なってくるので、医師に詳細をしっかりと確認するようにしましょう。

日本人が発症する悪性リンパ腫の9割は非ホジキンリンパ腫といわれており、ホジキンリンパ腫は1割程度です。
また非ホジキンリンパ腫の中でさらに種類が枝分かれしているので、5年生存率の確認時は、参考にする種類を間違えないように注意してください。

ステージとはいったいどのようなものか?

がんのステージは、ステージ0から4まであります。

実は、あまり知られていないことですか、人間の身体では、いつも毎日、がんが生まれては、体の免疫力で消滅させています。それが、ある時、免疫力が弱まっている時に、がん細胞が活力を増してしまうのが、がんという病気の発生です。

ステージの進行度合いは、基本的には図のように分類されています。

ステージ0

がん細胞が上皮(身体や臓器の表面あるいは内腔などをおおう組織:消化管では粘膜)内にとどまっており、リンパ節に転移はしていない

ステージ1

腫瘍が少し広がっているが筋肉の層まででとどまっており、リンパ節に転移はしていない

ステージ2

リンパ節に転移はしていないが、筋肉の層を超えて浸潤(広がること)している。または、腫瘍は広がっていないが、リンパ節に少し転移している

ステージ3

腫瘍が筋肉の層を超えて深く浸潤(または臓器の壁を超えて露出)しており、リンパ節転移もみられる

ステージ4

がんが臓器の壁を超えて、まわりの主要な血管などに浸潤しているか、離れた他の臓器へ転移している

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)
自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

関連コンテンツ(悪性リンパ腫)

コンテンツ一覧(がん種別)

コンテンツ一覧(治療法)

TOP▲