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膀胱がんの種別・原因・特徴について

このページでは、膀胱がんについての基本的な情報と、抗がん漢方・天仙液を使用して膀胱がんを克服した方々の体験談ページへのリンクを掲載しています。

膀胱がんとは

膀胱がんと呼ばれる悪性腫瘍の90%は、膀胱の内側をおおっている粘膜に発生する移行上皮がん(乳頭がん、非乳頭がん、上皮内がん)で、残りの10%を占めるまれながんには、扁平上皮がん、腺がん、筋肉や脂肪細胞から生じた非上皮性のがんがあります。
膀胱は、尿を一時的に貯めておく袋状の器官で、男性では直腸の前、女性では膣と子宮の前で、いずれも骨盤の内部にあります。
膀胱がんは、泌尿器系のがん(腎臓がん、腎盂がん、膀胱がん、尿管がん、尿道がん)の中ではもっとも多く、約65%を占めるといいます。発生率は、男性は女性の約3倍、喫煙者は非喫煙者の2~3倍、年齢的には40歳以上に多く高齢になるほど高くなるといわれています。5年生存率は60~80%と、他のがんに比べて高いといえますが、膀胱内に繰り返し再発することが多いので、長期にわたる観察が必要といわれます。早期膀胱がん患者の70%は治療後3年以内に膀胱内にがんが再発するという報告もあります。

膀胱がんの分類

  1. 移行上皮がん

    膀胱の内側をおおっている粘膜に発生するがん。膀胱にできる悪性腫瘍の約90%を占め、大きく次の3種類に分けられます。

    1. 乳頭状がん
      膀胱の内側に突き出すように成長するがんで、カリフラワーのような形で茎の部分が粘膜に付着しています。がんが成長しても粘膜層にとどまっていることが多く比較的治療しやすいといわれますが、放置すると同時にいくつも発生することがあり、次第に悪性度が高くなります。粘膜層の下の筋肉層に浸潤することもあります。
    2. 非乳頭がん
      がんがこぶのようにもり上がり、粘膜が腫れたような状態になりますが、病巣の表面はなめらかです。膀胱の壁を貫通して膀胱外の組織に浸潤したり、他の臓器に転移を起こしやすい悪性度の高いがんです。
    3. 上皮肉がん
      がんがほとんどもり上がらず、粘膜層にそって水平に広がります。放置すると粘膜の組織にも浸潤します。
  2. その他
    扁平上皮がん、腺がん、筋肉や脂肪細胞から生じた非上皮性の肉腫

膀胱がんの原因

膀胱がんは、膀胱をつくっている細胞が遺伝子の突然変異により異常をきたし、細胞の分裂、増殖が止まらなくなるために発症しますが、膀胱の細胞の異常を引き起こす原因については、現在、正確にはわかっていません。
統計的には、次のような条件をもつ人の発症率が高いとされています。

  • 加齢
    年齢が高くなるにつれて発症率が高くなります。40歳以下の発症はまれです。
  • 喫煙
    喫煙者が膀胱がんになる確率は非喫煙者の2~3倍に達します。
  • 男性
    男性の発症率は女性の約3倍。男性に喫煙者が多いということに関連している可能性もありますが、正確な原因は不明です。
  • 膀胱がん経験者
    かつて膀胱がんを発症して治癒した人は、再び膀胱がんを発症する確率が高くなります。
  • 遺伝的要因
    一部のまれな遺伝性疾患と膀胱がんの関連性が報告されています。
  • 化学物質への接触
    生活環境、仕事環境の中で、普段から触れている物質が発症率に影響するといわれます。ゴムや皮革の製造加工業、機械工、金属加工業、美容師、塗装業者、トラック運転手なども発症率が高いとされています。

膀胱がんの症状

膀胱がんを発症した患者の80%が最初の自覚症状として血尿に気づきます。膀胱炎の時の血尿と異なり、通常、排尿時の痛みがないのが特徴です。(排尿痛や下腹部の痛みを伴うこともありますが、膀胱炎と異なり、抗生物質で症状は消えません)血尿は数日間続いた後に消えてしまう場合もあります。がんが進行するにつれて、排尿の回数が増える、尿意があっても排尿できない、尿がたまっていないのに尿意をもよおすなどの症状が現れます。さらに、がんが進行して尿管口を塞ぐと、尿が膀胱に流れないで尿管や腎臓にたまり尿管や腎盂がふくれて(水腎症)、腹部や背中に痛みを感じるようになります。下肢のむくみが生じることもあります。

膀胱がんの診断

尿を採取して、がん細胞がまじっているかを調べる尿細胞診を行います。がんが疑われると触診やX線による造影検査、内視鏡(膀胱鏡)による膀胱内部の観察や組織診などを行います。がんが見つかった場合には、CT、MRI、X線撮影、超音波診断などで、がんの広がりや転移の有無を調べる場合もあります。

  1. 尿細胞診
    尿を採取して、がん細胞が検出されるかどうかを調べます。膀胱内にがんが生じていれば、がん表面のがん細胞がはがれ落ちて尿から検出されます。がんが小さいときや悪性度が低い場合は、がん細胞の存在を確認できない場合もあります。
  2. 内視鏡検査
    細い内視鏡(膀胱鏡)を尿道から入れて、膀胱の内部を観察することで、がんが生じている場所、大きさ、形状などを観察します。また、尿道がんを併発していないか、前立腺にがんが浸潤していないかなども調べます。ただし、粘膜の内部にとどまっている上皮内がんについては膀胱鏡の観察だけでは確認できないため、別の検査が必要になります。
    がんの有無を明らかにするために、膀胱鏡の先端に組織サンプルを採取する器具をとりつけて、とり出した組織サンプルを顕微鏡で調べる(生検)こともあります。この方法は、内視鏡手術と同時に行われることがあります。
  3. 触診
    直腸(肛門)や膣(女性の場合)からの触診で腫瘍の存在を感じとれるかを検査します。
  4. 造影検査
    膀胱にがんが見つかった場合、腎盂や尿管にもがんが生じている可能性があるため、腎盂と尿管の造影検査を行います。
  5. 画像診断
    これまでの検査で、がんが見つかった場合、がんの広がり具合や転移の有無を調べるために、CT(コンピューター断層撮影法)、MRI(核磁気共鳴断層撮像法)、腹部超音波診断、胸部X線撮影などを行うこともあります。

膀胱がんの病期(ステージ)

0期

がんが粘膜内または上皮内にとどまっている。

Ⅰ期

がんが粘膜の下まで浸潤しているが、筋肉層には及んでいない。

Ⅱ期

がんが筋肉層まで浸潤している。

Ⅲ期

がんが筋肉層を越えて広がっている。

Ⅳ期a

がんが前立腺、膣、子宮、骨盤壁、腹壁など近接する臓器に転移している。

Ⅳ期b

がんが遠隔転移している。

膀胱がんの治療法

  • 0期
    表在性乳頭がんの場合、内視鏡による経尿道的切除術を行う。上皮内がんや、切除が困難な場合は、抗がん剤の注入(膀胱内注入療法)を行う。
  • Ⅰ期
    経尿道的切除術で根治する場合もある。悪性度の高い場合は膀胱全摘出を行う。
  • Ⅱ期・Ⅲ期
    開腹手術による膀胱全摘出術、および骨盤内リンパ節郭清を行う。切除後、尿路変更術を行い別の尿路をつくる。抗がん剤は2種類以上併用し、化学療法は、手術や放射線治療との組み合わせで行う。
  • Ⅳ期a
    がんが浸潤している周囲の臓器をふくめた広範切除を行う。抗がん剤は2種類以上併用し、化学療法は、手術や放射線治療との組み合わせで行う。
  • Ⅳ期b
    緩和治療を行う。がんの進行を抑えるために全身に化学療法を行う場合もある。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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