このページでは、大腸がんについての基本的な情報と、抗がん漢方・天仙液を使用して大腸がんを克服した方々の体験談ページへのリンクを掲載しています。
食道から始まる消化管のうち、もっとも末端に位置するのが大腸です。大腸は「結腸」と「直腸」からなるので、大腸がんを区別するときは発生部位におうじて「結腸がん」または「直腸がん」と呼びます。
胃の中で胃液と混じった食べものは、小腸で半流動体の混合物となり、大便へと変化しつつ結腸にたどり着きます。この老廃物は大便として体外に放出されるまで大腸に保管されます。この大便の一時保管所である大腸に出来るがんが大腸がんです。
大腸がんの最近の生存率は他のがんに比べて比較的高く5年生存率は平均60~70%です。がんが腸壁に留まっている早期のがんの場合は90%にまで達します。結腸がんと直腸がんの生存率に大きな差はありません。
大腸がんは、ファイバースコープ技術の普及が進み、どの施設でも容易に検査が出来るようになったので、早期がんで発見されることが多くなりました。
大腸がんには、大きく分けて腺がんと表在性がんの2種類があります。
アルコール摂取と大腸がんの発症には統計的な因果関係があります。日本人約12万5,000人を対象に17年間にわたって飲酒の習慣と大腸がん発症との相関を分析したデータによると、飲酒をしない人の大腸がん発症率に比べて、日本酒を飲む人の発症率は4倍、焼酎で約6倍、ビールでは約12倍以上という数値が出ています。
飲酒と同様に、タバコも大腸がんの原因の一つです。アメリカのハーバード大学の調査では、タバコと大腸がんの関連性に有意な相関関係があることを発表しています。このほか、動物の肉や牛乳などのような飽和脂肪に富む食事が多い人や、繊維質をあまり摂らない人にも明らかに大腸がんの多発傾向がみられます。
大腸の末端近くに発生するがんは、腸にリングをはめたような形になることがあります。この状態でがんが成長すると、腸が締め付けられて排便がうまく出来なくなる場合があります。
さらに症状が進行すると、大腸がほぼ閉鎖され、嘔吐や下痢を引き起こします。原因不明の便秘や下痢の状態が周期的に繰り返される場合は注意が必要です。
盲腸に近い部位に潰瘍が生じてがん化した場合などには、その部位が出血をし続けて貧血症状を起こす場合があります。
この症状がある時には便が黒くなります。明らかな自覚症状がないまま大腸がんが進行すると、肺や肝臓などの部位にがんが転移してはじめて、大腸がんが発見される場合もあります。
スクリーニング検査として、便の中に混じっているヒトヘモグロビンを試験薬を使って判別する便鮮血検査が行われます。出血が間欠的である場合は、必ずしもこの方法でがんを発見することができるとはかぎらず、また大腸がんの20~30%は便鮮血検査では陰性になります。
反対に良性腫瘍でも20~30%が陽性を示します。がんを発見する確実な方法とは言えませんが、特別な準備もなく安価にスクリーニングを行う方法としては有効性が認められています。
がんが表面の粘膜にとどまっている。
がんが大腸壁内にとどまっている。
がんは大腸壁を超えて浸潤しているが、リンパ節には及んでいない。
がんは隣接する臓器やリンパ節へ転移している。
がんは遠隔転移している。
監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師
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