抗がん漢方によるがん細胞の抑制

03 抗がん漢方によるがん細胞の抑制

がん細胞障害作用

漢方製剤「天仙液(てんせんえき)」に含有される天南星(Arisaema)および莪朮(Curcuma zedoaria)などの生薬成分には、がん細胞に対する選択的障害作用が報告されています。これらの成分は、がん細胞の増殖過程に干渉し、細胞周期を阻害することにより、異常細胞の増殖を抑制します。

通常、細胞分裂はDNA合成、RNA転写、タンパク質合成という過程を経て進行しますが、天仙液の有効成分はこれらのプロセスにおけるがん細胞特有の異常活性をターゲットとし、細胞分裂の停止、あるいは細胞死(アポトーシス)を誘導します。とくに、アポトーシス経路の活性化を通じて、がん細胞の自然死を促すメカニズムが注目されています。 これにより、正常細胞への影響を最小限に抑えつつ、がん細胞の選択的な抑制が期待されます。

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監修:孫 苓献(そん・れいけん)
•広州中医薬大学 中医学(漢方医学)博士
•アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師
•台湾大学 萬華医院 統合医療センター 顧問医師

▼この記事の監修者

安斎 昭

  • 一般社団法人 漢方ドットコム 代表
  • 国際癌病康復協会 日本支部代表
  • 医療ジャーナリスト

医療ジャーナリストとして20年以上活動し、がん治療と漢方医学に精通。王振国医師のがん撲滅活動に共感し、日本支部の立ち上げ時から参画してきた。現在は一般社団法人漢方ドットコムの代表として、がん経験者や漢方治療に関心のある人に向け、全国で勉強会・セミナーを開催し、中医学・漢方に関する情報をWEBなどで発信している。