膀胱がんにおける漢方の位置づけとは?治療の基礎知識と漢方の注意点

尿を溜め、身体の外に出すという役割を持つ臓器である膀胱。

そんな膀胱にできるがんを膀胱がんと呼びますが、膀胱がんの疑いがある方やそのご家族は、治療やその副作用などに不安や悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

膀胱がんの治療において、近年注目されるのが漢方の存在です。
漢方は膀胱がん治療の副作用や苦痛を和らげる存在として、標準治療と合わせて用いられることがあります。

今回はそんな膀胱がん治療における漢方の位置づけについて、膀胱がんとその治療の基礎知識とともにご紹介していきます。

1. 膀胱がんとは?

膀胱がんと漢方の位置づけ

膀胱がんは、膀胱にできるがんを総称した言葉です。

60~70代の男性に多く見られるがんで、喫煙などがリスク要因だとされています。
タバコに含まれる発がん性物質が最終的に尿中に排出されるため、尿を溜めておく膀胱の壁は発がん性物質にさらされやすいためです。

膀胱とは、尿を一時的に溜め、ある程度の量になったら身体の外に出す、という働きを持つ袋状の臓器です。

尿は膀胱から尿道を通って体外に排出されますが、尿の通り道である尿路はほとんどが「尿路上皮」と呼ばれる粘膜で覆われており、膀胱がんの多く(9割以上)は、この尿路上皮から発生するがんだと言われています。

2. 膀胱がんの症状と分類

膀胱がんでは、どのような症状が見られるのでしょうか。
ここでは、その症状と膀胱がんの分類・進行についてご紹介します。

2-1. 膀胱がんの主な症状

膀胱がんの症状として、

  • 尿潜血(視認できない程度の血液が尿に混じっている)
  • 突然の血尿
  • 膀胱炎を繰り返す
  • 排尿痛や排尿困難

などが挙げられます。

そのため、検診で尿潜血が陽性となり偶然発覚したり、膀胱炎の検査中に見つかるといったことも多いでしょう。

尿路結石・膀胱炎などでは血尿が出る際に痛みを伴うことが多いため、痛みなく血尿が出るといった場合には病院に相談してみましょう。

2-2. 膀胱がんの分類とその進行

膀胱がんは、大きく「乳頭状がん」と「結節状がん」の2つに分類されます。

乳頭状がん

カリフラワーやイソギンチャクのような、表面がぶつぶつ隆起した形のがん。

茎のようなもので粘膜につながっており、膀胱筋層には浸潤していないため比較的転移・進行は大人しいとされますが、膀胱内に再発しやすいこともあり、薬物を膀胱内に注入する治療法なども行われることがあります。

結節状がん

結節状がんは、表面が硬くでこぼこしており、膀胱壁に深く浸潤していってしまう性質があります。

その性質から、壁外組織への影響や、リンパ節や肺、骨などへの転移の可能性が高いとされています。

3. 膀胱がんの治療法

膀胱がんの治療法について

膀胱がんと診断された場合には、CT・MRI検査など、様々な検査によりがんの進行度などを確認します。
その進行度やがんの性質によって、治療法も様々な選択肢から適切なものが選ばれるでしょう。

まず、初期の場合の治療に用いられるのが、膀胱がんの性質・進行度を調べるためにも行われるTURBTと呼ばれる内視鏡での切除術です。
これは尿道から膀胱内に内視鏡を挿入し、電気メスで腫瘍部分を切除するというものです。

TURBTにより実際に腫瘍組織を切除し、病理検査することでがんの進行度などを診断しますが、前述した乳頭状がんのように膀胱筋層には浸潤しておらず、初期の場合には、これ自体が治療となることもあるでしょう。

その後、詳しい診断により、

  • 外科手術
  • 薬剤投与
  • 放射線治療
  • 薬物治療

などの治療法から適したものを組み合わせ、膀胱がんの治療が行われます。

4. 膀胱がんにおける漢方の位置づけと注意点

手術や薬物治療など様々な治療が行われる膀胱がん治療ですが、そんな中で、近年漢方が注目を集めています。

漢方とは、植物や動物など、自然界にあるものを加工した生薬を組み合わせて作られる薬です。

漢方は膀胱がん治療において次のような役割を持つなど、治療に励む方をサポートする存在として注目されつつあります。

  • 副作用・症状による苦痛の軽減
  • 免疫力アップなど、病気と闘うための身体づくり
  • 末期がんの緩和ケア

抗がん剤や放射線療法は、副作用などの負担の大きさがネックになるでしょう。
また、手術を行う場合でも、身体への負担や精神的疲労などは大きくなります。

そこで漢方により、膀胱がんの症状や治療によって身体的・精神的な苦痛に悩む方のQOL向上を促し、治療をより効果的に進めていけるかもしれません。

また、自然由来の生薬からなる漢方は、基本的に副作用の不安なく使用が可能なのも嬉しいポイントです。

しかし、西洋薬との飲み合わせによっては効果低減など問題が生じる可能性もあり、使用時には医師や専門家への相談を行うべきであるなど、注意する点はいくつかあります。

どのような漢方を取り入れればよいか、適切な飲み方などは、その人の症状や体質・体調などによっても異なってくるものです。
効果的かつ安心して漢方をがん治療に取り入れるために、事前に専門家の意見を求めるなど、まずは相談から始めてみてはいかがでしょうか。

5. 新たな治療の選択肢に|抗がん漢方「天仙液」

新たな治療の選択肢に|抗がん漢方「天仙液」

前述したように、身体の本来持つ自然治癒力や免疫力を高める漢方は、手術や放射線治療、薬物治療など基礎となる様々な膀胱がん治療を行う中で、治療に伴う副作用や、がん患者の生活の質向上などの課題を改善する役割として、近年注目されています。

中国政府認可のもと研究・開発された天然生薬配合の抗がん漢方「天仙液」は、がんとともに歩む方の安定を支える漢方として、体の自然な力を引き出しながら、がんと向き合うためのサポートをさせていただきます。

【天仙液の主な働き】

  • 体調を整え、がん治療のサポートを行う
  • 手術前の体力維持や術後の回復促進に
  • 治療による副作用の軽減
  • 継続的な体調管理による再発リスク軽減への働きかけ
  • 末期がん・ステージ4の方の緩和ケア

末期がんにより治療の選択肢が限られる中でも、
「痛みや不快な症状を和らげ、自分らしい日々を過ごしたい」
そんな思いをお持ちの方にも。
漢方を通じて生活の質向上を目指し、心と体の両面からサポートいたします。

20種類以上の厳選された生薬を配合した複合的な作用を持つ天仙液は、厳格な品質管理により、高い安全性と安定した品質を実現しており、安心してご利用いただけます。

当協会では個別の体調・症状に合わせたアドバイスも行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。


5-1. 体験された方の声

最後に、実際に膀胱がんを患い、天仙液の力を体験された方の声をご紹介します。

まとめ

今回の記事では膀胱がんにおける漢方の位置づけとして、漢方が膀胱がん治療で発揮できるその力や役割を、膀胱がんの症状や分類、治療法などといった基本的な情報とともに、詳しくご紹介しました。

膀胱がんは健康診断などの尿潜血で発覚するケースもあり、健やかな生活を守るためには、健康診断に行くこと、また膀胱炎や血尿などの際、軽視せず病院に相談をするということが大事になります。

がんへの不安や治療における痛み・副作用にお悩みの方や、そのご家族は、天仙液をはじめ漢方について知ることで、その改善のサポートになるかもしれません。

▼この記事の監修者

安斎 昭

  • 一般社団法人 漢方ドットコム 代表
  • 国際癌病康復協会 日本支部代表
  • 医療ジャーナリスト

医療ジャーナリストとして20年以上活動し、がん治療と漢方医学に精通。王振国医師のがん撲滅活動に共感し、日本支部の立ち上げ時から参画してきた。現在は一般社団法人漢方ドットコムの代表として、がん経験者や漢方治療に関心のある人に向け、全国で勉強会・セミナーを開催し、中医学・漢方に関する情報をWEBなどで発信している。